
2010年07月22日
学生からの一言
昨日(21日)の出来事。
午後、4年生のビジネス日本語でのこと、
ある学生2人がずーーーーーーーっとしゃべっていて、
何度か近くに行って警告をしたけど、
また話し始める…。
最後の最後に、「このままじゃダメだな」と思って、
「今日はずっと話していますね。。
勉強したくないなら帰ってもいいです。」
と、言った自分の声と手が震えているのに気がつきました。
びっくりしてたら、なぜか涙も出てきて慌てて学生から隠れました。
その後、気を取り直して授業をし、
終わった後に注意した学生以外の(というかほぼ全員の学生が)
「先生、ごめんなさい。」
と言って謝ってきました。
最後に、注意した2人の学生が来て、
「先生、わたしたちはとても恥ずかしいです。
次から、一生懸命勉強します。」
と言ってくれました。
学生の前で泣くなんて、教員としてあってはいけないことなのですが、
思いのほか、学生には効果があったようです…。
でも、2度としないようにしたいです。
そして、私もまた学生のために頑張ろうと思いました。
今日はこの授業のあと、違う大学へ行って
2時間ほど授業をしました。
ここでは、日本語の専門ではない学生に、
1から日本語を教えます。
大学の授業とは全然違うので、色々と難しいのですが、
教え方の勉強にもなり、また学生のタイプも違うので
新鮮な気持ちにもなれます。
そして、今日授業が終わるときに、ある学生が一言、
「まだ勉強したい。」
と言ってくれました。
大学の授業のあとで、ただでさえ疲れているのに、
私の未熟すぎる授業でも、そう言ってくれる学生がいることが
とても嬉しくて、また頑張ろうという気持ちになりました。
うまくいかないこと、不安なこと、理不尽なこと、
嫌なことは数え切れないほどありますが、
それと同じくらい、嬉しいこと、楽しいこと、
幸せに感じることもあるので、
人生って何とかなるんだろうな、なんて
悟ってみた今日この頃です

前向きに前向きに、考えていきたいです。